バイロン・ケイティ ワーク
もし今魔法使いが来て、あなたを苦しめるその考えを消してくれると言ったらどうなりますか?
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私とバイロン・ケイティ「ザ・ワーク」の出会い
私とワークの出会いは、2006年頃、フィンドホーン財団のスタッフをしていた時のことでした。
そのころ、私自身は他の人との対立に悩まされていました。「あいつが悪くて、私は正しい」と思うと、物事は平行線のまま、人間関係が良くなるどころか、一番苦しむのは自分自身。でも「自分は正しい」と思う気持ちが勝ってしまうのです。 また同じころ、Non-duality(非二元)に出会い「思考を信じるとから苦しみは生まれる」とアタマでは理解していても、どうすれば真に体現できるのだろうと思っていました。そして、出会ったのがバイロン・ケイティのザ・ワークでした。 そのころ、ワークのファシリテーターになった、キャシー(フィンドホーンのスタッフ)は、コミュニティ内で積極的にバイロン・ケイティのワークショップをひらきはじめ、私も参加するようになりました。最初、慣れるまでには努力が必要でした。思い切りジャッジするときに「こんなことを思って、ひどいやつ」という自分をジャッジする声に引き裂かれそうになりながら、ワークシートを記入していたのを覚えています。 しかし、ワークショップで他の人がワークシートを読んでいるのを聞いたり、何度もワークシートに書いているうちに、特に私の考えがとりわけ「特別」なのではないことがわかってきたのです。そこで少しホッとしました。 ワークシートに記入し、自分を苦しめているのはどんな思考なのか、それを書き出すことがだんだん楽しくなってきました。手放すには、まず「持つ」必要があるのだと、実感したわけです。思考を自分のものとして認識し、紙に書き、そしてひっくり返し違う視点で見るー二元性のめがねを外すと、アラ不思議!二つはひとつに溶けていきます。 その過程はまさに瞑想そのもです。 そして2012年、ドイツのバートナノハイムという美しい温泉の町で私はスクールに参加しました。 スクールの体験の驚きを奪ってしまわないため、ここでは触れられませんが、それは驚きと、発見と、美しさに満ち満ちた、人生最高の10日間でした。頭の世界から出て、ハートとつながると世界は、どう変わって見えるのか。「ありのままを愛する」実用的な方法で道を示してくれることは間違いありません。 だからといって「ありのまま」を受け入れれて何もしないことがいいということでもなく、変化を起こすために行動を起こすこともできます。ただ、そのときに、それは誰のせいでもなく、自然の流れであるという潔さ、クリーンな明るさと軽さがそこにあるはずです。 そして、600時間以上のトレーニングを終了し、2019年の1月最終試験に合格し、公認ファシリテーターになりました。 みなさんどうぞよろしくお願いします。 ★ワークの日本語ページはこちら https://thework.com/sites/nihongo/the-work/ |
バイロン・ケイティ
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